17年12月16日 00:59

宗祖日蓮大聖人《立宗764年 元旦 御書》

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『十字御書』 弘安四年一月五日 六〇歳

 正月の一日は日のはじめ、月の始め、としのはじめ、春の始め。

此をもてなす人は月の西より東をさしてみつがごとく、日の東より西へわたりてあきらかなるがごとく、とくもまさり人にもあいせられ候なり。

(中略)

 蓮はきよきもの、沼よりいでたり。せんだんはかうばしき物、大地よりをいたり。

さくらはをもしろき物、木の中よりさきいづ。やうきひは見めよきもの、下女のはらよりむまれたり。

月は山よりいでて山をてらす、わざわいは口より出でて身をやぶる。

さいわいは心よりいでて我をかざる。

 今正月の始めに法華経をくやうしまいらせんとをぼしめす御心は、木より花のさき、池より蓮のつぼみ、雪山のせんだんのひらけ、月の始めて出づるなるべし。

今日本国の法華経をかたきとして、わざわいを千里の外よりまねき出だせり。

此をもってをもうに、今又法華経を信ずる人はさいわいを万里の外よりあつむべし。

影は体より生ずるもの、法華経をかたきとする人の国は、体にかげのそうがごとくわざわい来たるべし。

法華経を信ずる人はせんだんにかをばしさのそなえたるがごとし。

又々申し候べし。

(御書1551)