17年5月25日 00:32

宗祖日蓮大聖人《今月の御書 8月度》

  15年8月 6日 11:56   閲覧件数 372
『千日尼御前御返事』 弘安元年閏一〇月一九日 聖寿五七歳

                 
佐渡の国より此の国までは山海を隔てゝ千里に及び候に、女人の御身として法華経を志しましますによりて、年々に夫を御使ひとして御訪ひあり。

定めて法華経・釈迦・多宝・十方の諸仏、其の御心をしろしめすらん。

譬へば天月は四万由旬なれども大地の池には須臾に影浮かび、雷門の鼓は千万里遠けれども打てば須臾に聞こゆ。

御身は佐渡の国にをはせども心は此の国に来たれり。

仏に成る道も此くの如し。

我等は穢土に候へども心は霊山に住むべし。

御面を見てはなにかせん。

心こそ大切に候へ。

いつかいつか釈迦仏のをはします霊山会上にまひりあひ候はん。

南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経。恐々謹言。

 後十月十九日      日 蓮 花押

千日尼御前御返事