17年4月28日 19:05

宗祖日蓮大聖人《今月の御書 5月度》

  15年5月 1日 10:40   閲覧件数 453
『三三蔵祈雨事』 建治元年六月二二日 聖寿五四歳 


夫木をうへ候には、大風ふき候へどもつよきすけをかひぬればたうれず。

本より生ひて候木なれども、根の弱きはたうれぬ。

甲斐無き者なれども、たすくる者強ければたうれず。

すこし健の者も独りなれば悪しきみちにはたうれぬ。

(中略)

されば仏になるみちは善知識にはすぎず。

わがちゑなににかせん。

たゞあつきつめたきばかりの智慧だにも候ならば、善知識たひせちなり。

而るに善知識に値ふ事が第一のかたき事なり。

されば仏は善知識に値ふ事をば一眼のかめの浮木に入り、梵天よりいとを下げて大地のはりのめに入るにたとへ給へり。

而るに末代悪世には悪知識は大地微塵よりもをほく、善知識は爪上の土よりもすくなし。

(御書八七三頁)