17年10月18日 11:10

日蓮正宗総本山大石寺第六十八世御法主日如上人猊下《今週の御指南2月第3週》

  15年2月16日 20:04   閲覧件数 522
《今週の御指南2月第3週》
『謗法の者其の国に住すれば其の一国皆無間大城になるなり 』


今月は宗祖日蓮大聖人御誕生の月であります。

大聖人様は貞応元(一二二二)年二月十六日、法華経に予証せられた通り、外用上行菩薩、内証久遠元初自受用身の御本仏として末法に御出現あそばされました。

その御出現の目的は、文底下種の妙法蓮華経をもって末法本未有善の衆生をして、ことごとく仏道に入らしめ、即身成仏せしめるためであります。

故に、大聖人様は『御義口伝』に、

「今日蓮が唱ふる処の南無妙法蓮華経は末法一万年の衆生まで成仏せしむるなり(中略)妙法の大良薬を以て一切衆生の無明の大病を治せん事疑い無きなり」(御書一七三二㌻)

と仰せられているのであります。

 この御文中、「今日蓮が唱ふる処の南無妙法蓮華経」とは、すなわち久遠の本法たる妙法五字であり、人即法・法即人の妙法蓮華経にして、人に約せば久遠元初自受用報身如来の再誕、末法御出現の御本仏宗祖日蓮大聖人であり、法に約せば久遠元初の妙法であります。

 この人法一箇の妙法こそが、末法の一切衆生救済の根源の法であります。

 しかるに、世間の多くの人達は、この一生成仏の正しい法を知らず、謗法の害毒によって仏法の正邪に迷い、ために苦しみから逃れることができず、苦悩に喘いでいるのが現状であります。

 その結果、依正不二の原理によって、人心の乱れがそのまま国土の乱れを呼び、一国が無間大城に堕ち、苦しんでいるのであります。

 故に『秋元御書』には、

「謗法の者其の国に住すれば其の一国皆無間大城になるなり」(同一四五〇㌻)

と仰せられているのであります。

 まさしく、世の中が乱れ、人々が不幸と混乱と苦悩に喘いでいる原因は、すべて邪義邪宗の謗法の害毒にあり、この謗法の対治なくして、人々の幸せも、世の中の平和も、国土の安穏も実現することはできないのであります。

 ここに今、私どもが謗法を対治し、折伏を行じていかなければならない大事な理由が存しているのであります