17年6月29日 16:29

宗祖日蓮大聖人《今月の御書 1月度》

  15年1月 6日 10:11   閲覧件数 525
『諫暁八幡抄』  弘安三年一二月  聖寿五九歳


法華経の第五に云はく「諸天、昼夜に常に法の為の故に、而も之を衛護す」文。

経文の如くんば南無妙法蓮華経と申す人をば大梵天・帝釈・日月・四天等昼夜に守護すべしと見えたり。

又第六の巻に云はく「或は己身を説き、或は他身を説き、或は己身を示し、或は他身を示し、或は己事を示し、或は他事を示す」文。

観音尚三十三身を現じ、妙音又三十四身を現じ給ふ。

教主釈尊何ぞ八幡大菩薩と現じ給はざらんや。

天台云はく「即ち是形を十界に垂れて種々の像を作す」等云云。

天竺国をば月氏国と申す、仏の出現し給ふべき名なり。

扶桑国をば日本国と申す、あに聖人出で給はざらむ。

月は西より東に向へり、月氏の仏法、東へ流るべき相なり。

日は東より出づ、日本の仏法、月氏へかへるべき瑞相なり。

月は光あきらかならず、在世は但八年なり。

日は光明月に勝れり、五五百歳の長き闇を照すべき瑞相なり。

仏は法華経謗法の者を治し給はず、在世には無きゆへに。

末法には一乗の強敵充満すべし、不軽菩薩の利益此なり。

各々我が弟子等はげませ給へ、はげませ給へ。