14年12月25日 08:53
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《今週の御指南12月第4週》
『地涌の菩薩たらんか』
そもそも信心とは実践であります。
『土篭御書』には、
「法華経を余人のよみ候は、口ばかりことばばかりはよめども心はよまず、心はよめども身によまず、色心二法共にあそばされたるこそ貴く候へ」(御書四八三㌻)
と仰せであります。
この御文の如く、我らの信心は「色心二法共に」行じていくことが肝要であることを、よくよく銘記すべきであります。
大聖人様は『諸法実相抄』に、
「いかにも今度信心をいたして法華経の行者にてとをり、日蓮が一門となりとをし給ふべし。日蓮と同意ならば地涌の菩薩たらんか」(御書六六六㌻)
と仰せであります。
我ら本宗僧俗は、この御金言を拝し、地涌の菩薩の眷属として「日蓮が一門」となり、「日蓮と同意」奉り、遠くは一天広布のため、近くは平成二十七年の日興上人御生誕七百七十年・法華講員五〇%増の誓願達成へ向けて、一致団結・異体同心してますます強盛な信力を奮い起こし、もって各支部ともに必ず誓願を達成されますよう心から念じ(ます)。