17年8月20日 05:18

宗祖日蓮大聖人《平成26年 盂蘭盆会 拝読御書》

  14年8月16日 16:28   閲覧件数 540
『妙法尼御前御返事』 弘安三年七月一四日  聖寿五九歳

御消息に云はく、めうほうれんぐゑきゃう(妙法蓮華経)をよるひる(夜昼)となへまいらせ、すでにちかくなりて二声かうしゃう(高声)にとなへ乃至いきて候ひし時よりもなをいろ(色)もしろ(白)く、かたちもそむ(損)せずと云云。

法華経に云はく「如是相乃至本末究竟等」云云。

大論に云はく「臨終の時色黒きは地獄に堕つ」等云云。

守護経に云はく「地獄に堕つるに十五の相、餓鬼に八種の相、畜生に五種の相」等云云。

天台大師の摩訶止観に云はく「身の黒色は地獄の陰を譬ふ」等云云。

夫(それ)以(おもん)みれば日蓮幼少の時より仏法を学し候ひしが、念願すらく、人の寿命は無常なり。

出づる気(いき)は入る気を待つ事なし。風の前の露、尚(なお)譬へにあらず。

かしこ(賢)きも、はかなきも、老いたるも若きも、定め無き習ひなり。

されば先づ臨終の事を習ふて後に他事を習ふべし。

(御書一四八二㌻)