17年8月22日 18:18

日蓮正宗総本山大石寺第六十八世御法主日如上人猊下《今週の御指南6月第4週》

  14年6月23日 18:09   閲覧件数 437
《今週の御指南6月第4週》
『広布達成はただひとえに破邪顕正の折伏』

『諸経と法華経と難易の事』には、
「仏法やうやく顛倒しければ世間も又濁乱せり。仏法は体のごとし、世間はかげのごとし。体曲がれば影なゝめなり」(御書一四六九㌻)

と仰せられ、

仏法の鏡に照らして見るとき、仏法と世法との関係は、まさしく仏法は体、世間は影であり、一国はもちろん、世界の治乱興亡はひとえに、正法の隆昌と衰退とにかかっていることを明かされているのであります。

 しかるに、世間の人々は、この仏様が透徹された知見をもって示された原理が解らず、ただ騒然として喧噪を極め、抜本的な解決策もないまま、右往左往して、ますます混乱をきたしているのが現状であります。

 特に、昨今の国内外の騒然とした様相を見るとき、この感を強くするのであります。

 されば、大聖人様はこうした混沌とした末法濁悪の世相を通覧され、『立正安国論』に

「汝早く信仰の寸心を改めて速やかに実乗の一善に帰せよ。然れば則ち三界は皆仏国なり、仏国其れ衰へんや。十方は悉く宝土なり、宝土何ぞ壊れんや。国に衰微無く土に破壊無くんば身は是安全にして、心は是禅定ならん。此の詞此の言信ずべく崇むべし」(御書二五〇㌻)

と仰せられているのであります。

 この御文につき、総本山第二十六世日寛上人は、

「『寸心を改めて』とは即ち是れ破邪なり。『実乗に帰せよ』とは即ち是れ立正なり。『然れば則ち三界』の下は安国なり」(御書文段四九㌻)

と仰せられています。

 すなわち、広布達成、仏国土実現は「汝早く信仰の寸心を改めて速やかに実乗の一善に帰せよ」と仰せの如く、仏法の鏡に照らして、ただひとえに破邪顕正の折伏をもってする以外にはないことを知るべきであります。