17年6月29日 16:29

日蓮正宗総本山大石寺第六十八世御法主日如上人猊下《今週の御指南6月第3週》

  14年6月15日 16:07   閲覧件数 435
《今週の御指南6月第3週》
『国土の盛衰は仏法の正邪にあり』


再三、申し上げていることでありますが、第二祖日興上人の御生誕は、三月八日であります。

 したがって、我々は、日興上人御生誕七百七十年に当たる、明年平成二十七年三月八日までには、なんとしてでも折伏誓願を達成しなければなりません。

 誓願達成までは残りあと九カ月、この九カ月の戦いこそ、誓願達成の成否を決定するまことに大事な戦いであり、全国の各支部は、この戦いに必ず勝利すべく、僧俗一致の強固な態勢を整え、異体同心して唱題に励み、折伏に次ぐ折伏をもって、必ず誓願を達成しなければならないと思います。

 さて、大聖人様は『神国王御書』に、

「我が面を見る事は明鏡によるべし。国土の盛衰を計ることは仏鏡にはすぐべからず。仁王経・金光明経・最勝王経・守護経・涅槃経・法華経等の諸大乗経を開き見奉り候に、仏法に付きて国も盛へ人の寿も長く、又仏法に付きて国もほろび、人の寿も短かかるべしとみ(見)へて候。譬へば水は能く舟をたすけ、水は能く舟をやぶ(破)る。五穀は人をやしない、人を損ず。小波小風は大船を損ずる事かたし。大波大風には小舟やぶれやすし。王法の曲がるは小波小風のごとし。大国と大人をば失ひがたし。仏法の失あるは大風大波の小舟をやぶるがごとし。国のやぶるゝ事疑ひなし。」(御書一三〇一㌻)

と仰せであります。

 すなわち、国土の盛衰を計り知ろうとするには、仏法の鏡に照らして見るに越したことはなく、法華経等の諸大乗経を見ると、仏法によって国も栄え、人の寿命も長くなり、また仏法によって国も亡び、人の寿命も短くなると説かれている。

 国家社会を教導すべき仏法が正しければ、人の生活も平穏であり、国家社会も安定して、人々は栄えていくが、仏法が正しからざれば、国家の指導も正しく行われず、かえって誤った仏法によって、人々は知らず知らずのうちに悪縁に誑かされて悪業を重ね、人心は極度に撹乱し、ために国家社会は安定を失い、破滅への道を歩むことになると仰せられているのであります。