17年8月20日 05:26

宗祖日蓮大聖人《今月の御書 6月度》

  14年6月 3日 11:55   閲覧件数 490
『兄弟抄』  建治二年四月  聖寿五五歳

此の法門を申すには必ず魔出来すべし。魔競はずば正法と知るべからず。

第五の巻に云はく
「行解既に勤めぬれば三障四魔紛然として競ひ起こる、乃至)随ふべからず畏るべからず。之に随へば将に人をして悪道に向かはしむ、之を畏れば正法を修することを妨ぐ」等云云。

此の釈は日蓮が身に当たるのみならず、門家の明鏡なり。謹んで習ひ伝へて未来の資糧とせよ。

此の釈に三障と申すは煩悩障・業障・報障なり。

煩悩障と申すは貪・瞋・癡等によりて障碍出来すべし。

業障と申すは妻子等によりて障碍出来すべし。

報障と申すは国主・父母等によりて障碍出来すべし。

又四魔の中に天子魔と申すも是くの如し。

今日本国に我も止観を得たり、我も止観を得たりと云ふ人々、誰か三障四魔競へる人あるや。      


(御書九八六㌻)