17年6月29日 16:28

日蓮正宗総本山大石寺第六十八世御法主日如上人猊下《今週の御指南4月第2週》

  14年4月 7日 07:47   閲覧件数 2,341
《今週の御指南4月第2週》
『法華経を強いて説き聞かすべし』


 大聖人は『教機時国抄』に、

「謗法の者に向かっては一向に法華経を説くべし。毒鼓(どっく)の縁と成さんが為なり。例せば不軽菩薩の如し」(御書二七〇㌻)

と仰せであります。

 「毒鼓の縁」とは、毒を塗った太鼓をたたくと、その音は聞こうとしない者の耳にも届き、聞いた者は皆、死ぬと言われております。これは折伏を受けて、その時は信受できない逆縁の衆生であっても、妙法に縁した功徳によって、将来、必ず救われる、ということを示しているのであります。 

 また「不軽菩薩」とは、威音王仏の滅後、像法時代に出現し、一切衆生に仏性があるとして「二十四字の法華経」を説いて礼拝行を行い、ために人々から悪口罵詈(あっくめり)・刀杖瓦石(とうじょうがしゃく)の迫害を受けたのでありますが、この時、不軽菩薩を迫害した人は、一度は地獄に墜(お)ちましたが、法華経を聞いた縁によって救われたのであります。

これらは逆縁の成仏について述べられたもので、逆縁の者は妙法を聞いても信ぜず謗法を重ねますが、妙法に触れたことが仏縁となって、のちに必ず救われるのであります。