17年10月18日 11:03

日蓮正宗総本山大石寺第六十八世御法主日如上人猊下《今週の御指南2月第1週》

  14年2月 5日 11:58   閲覧件数 756
《今週の御指南2月第1週》
『折伏達成の秘訣』

日興上人は『日興遺誡置文(にっこうゆいかいおきもん)』に、

「未だ広宣流布せざる間は身命を捨てゝ随力弘通を致すべき事」(御書一八八四)

と仰せであります。

 私どもは、この日興上人の御遺誡を一人ひとりが心肝に染め、文字通り「随力弘通」していかなければなりません。

「随力弘通」とは、消極的に考えて力も出しきらずに、ほどほどにやればよいというのではありません。持てる力をすべて出しきって、事に当たることであります。

  大聖人様は『富木殿御書』に、

「我が門家は夜は眠りを断ち昼は暇(いとま)を止(とど)めて之を案ぜよ。一生空(むな)しく過ごして万歳悔ゆること勿(なか)れ」(同一一六九) 

と仰せであります。

この止暇断眠の御聖訓を信心の二字でしっかりと受け止めて、力の限り折伏に励み、全力を出しきっていくところに、我らの自他共の成仏がかなえられるのであります。

 中国の故事に、

「断じて敢行(かんこう)すれば、鬼神も之れを避け、後(のち)に成功有り」

という言葉があります。

何事も断固として実行すれば、鬼神も道を避け、成功も約束されるということであります。逆説的に言えば、断固たる決断と実践と敢闘精神がなければ、勝利を勝ち取ることはできないということであります。

まさしく誓願達成の秘訣は、この断固たる決断と身軽法重(しんきょうほうじゅう)・死身弘法(ししんぐほう)の勇気ある実践であります。

(元旦勤行の砌 大日蓮・平成二六年二月号)